森の達人 (株)山長商店
山長の仕事は、木を植えることに始まり、育林、伐採、製材、乾燥、プレカットの工程を経て、お客様の建築現場にお届けするまでの半世紀以上の間、数多くの職人の「見極め」によって支えられてきました。例えば、山での植林ではスギとヒノキ、それぞれに適した地質を見極めて植え分け、間伐でも残すべき良い木とその量を正確に見極めます。工場でも、製材品の木目や強度等を見極め、木材の性能が発揮できる製材・プレカット加工を行っています。文字通り、職人がその目を極めて初めて「見極め」ができるのであり、機械設備が大きく発展した現在でも、山長商店の仕事には職人の見極めが欠かせません。工程の全てにおいて、職人が代々受け継いできた様々な「見極め」を発揮することによって、木材の性能や品質をより大きく引き出すことができるのです。これは全てが掛け算であり、どこか一つがゼロであれば、全てが台無しになってしまいます。山長商店は、この掛け算の答えは住まい手様の幸せに繋がっていると信じて、その答えが大きくなるように、日々努力を重ねて参ります。
熱の達人 エンデバーハウス(株)
粉塵の飛散が少なく、極めて健康的。
パーフェクトバリアは、お施主様だけでなく施工者にも安全な断熱材です。現場施工の際に繊維が刺さってチクチクしたり、肺に吸引して発ガンが疑われることはありません。
現場施工者の断熱材の挿入の仕方によって、断熱性能は左右されます。いかに現場施工者が、心地よく、またモラール高く作業できる環境を作り出せるかが、後の住宅性能を決定するとも言うことができます。その点パーフェクトバリアは、痛痒くなく手に優しいのはもちろん、軽量で、カッターで簡単に現場加工できます。また、製法特許をもつ独自の特性により、ボードタイプは、巾方向に伸縮し、ロールタイプは、長さを手で簡単にカットすることができます。現場加工の際も余分な粉塵が少ない極めてクリーンな素材です。安全な断熱材と日本の職人の丁寧な施工が、代々の家の快適な温熱環境を造りだします。透湿性が高いパーフェクトバリアは無垢の構造材の呼吸を止めることもなく、調湿する内装材との組合せで、呼吸する外壁を実現します。
卵の達人 日本エムテクス(株)
弊社では、日本の伝統的な技術を後世へ伝道する取り組みを行っています。我々が得意とするのは、伝統的な工法である、漆喰、土壁などの左官仕上げ材などの左官工法を用いた製品の開発です。また、塗り壁をシート状にした製品なども開発しています。製品を開発する際、環境配慮などの視点から、素材選定、施工性、耐久性などを確認していますが、特に重要な点は、様々な角度から完成度の高いものを追求する姿勢であると考えています。我々が提供する製品は、その時点では未完成であり、職人さんの技が合わさり初めて完成品へと導かれます。そこで、製品の開発時から職人さんの意見を聞きながら開発を進めています。作り手同士が互いに手を取り合い、良い物を世の中に普及したいという思いが根底にあります。高度成長期より住宅の需要が増加し、簡単に施工できる乾式工法が一般的になりましたが、ここ近年、左官の良さ、本物の良さが再認識されています。我々はこれからも本物を追求していき、次世代へと受け継いでいきます。